オンラインシンポジウム 「サーキュラーエコノミーにはリユースが欠かせない!!」開催のご案内

2024.03.18

2024年3月28日から4月11日の間、オンラインシンポジウム「サーキュラーエコノミーにはリユースが欠かせない!!」を開催することとなりましたので、ご案内いたします。

動画配信は終了いたしました。ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

  

 東京都では、使い捨てプラスチックを大幅に削減するため、革新的なリユースビジネスの社会実装を推進しています。

 本シンポジウムでは、気候危機や環境汚染対策の切り札としてリユースが果たす役割などについて紹介し、サーキュラーエコノミーへの移行に向けた機運を高めていきます。

視聴方法

動画配信は終了いたしました。

以下、YouTubeからご視聴ください。

※令和6年3月28日(木曜日)16時から同年4月11日(木曜日)16時までの公開となります。

 以下URLからアンケートのご回答をお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKdoEiH34ZV8afh7V6j-2x470Q8eXkUVB-8HoDgcTED1R06Q/viewform?usp=sf_link

開催概要

主催

東京都環境局

開催期間

令和6年3月28日(木曜日)16時から同年4月11日(木曜日)16時まで

対象

 サーキュラーエコノミーに関心のある都民、事業者、自治体等

参加費

無料

プログラム

基調講演

-日本版サーキュラーエコノミーとリユース – 経済学の視点 –

山本 雅資 様

東海大学政治経済学部経済学科 教授

▼講演趣旨

持続可能な社会を形成するための手段として、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブと並んで、サーキュラーエコノミーの視点が重要であることは既に広くコンセンサスを得られていると言っていいでしょう。その一方、サーキュラーエコノミーは経済のあらゆる分野と関連があるため、議論すべきフォーカスを絞ることも一苦労です。資源賦存やこれまでたどってきた発展のプロセスから国ごとに経済構造は大きく異なるため、結果としてサーキュラーな社会構築への強みも異なってきます。本講演では、日本版サーキュラーエコノミーを考える上でのリユースの位置付けについて、日本の現行法制度を考慮しつつ、経済学の視点から議論します。

▼プロフィール

1972年茨城県日立市生まれ。博士(経済学, 慶應義塾大学)。専門分野は環境経済学で、特に廃棄物・リサイクル、循環経済分野に関心を持っており、これまでの研究成果は Journal of Environmental Economicsand Management や Resource and Energy Economics などの国際学術誌に掲載されている。産構審自動車リサイクル WG 座長、資源循環経済小委員会委員、サーキュラーパートナーズ ビジョン・ロードマップ検討 WG 委員、ISO TC323 (Circular Economy) WG3 expert などを歴任。

企業や団体の取組事例、リユースの普及に向けた取組

-リユースプラットフォーム「Loop」

トム・ザッキー(Tom Szaky) 様

テラサイクル

創業者/CEO

▼講演趣旨

グローバル展開を進めるリユースプラットフォーム「Loop」。世界的に高まるリユースへの関心とプラスチック汚染防止に関する新条約から考える日本でリユースを拡大するために必要なことを講演します。

▼プロフィール

トム・ザッキー(Tom Szaky)は、革新的で持続可能なソリューション開発で世界をリードするテラサイクルの創業者/CEOです。テラサイクルは、リサイクルや再生原料及びリユースの分野で画期的なプラットフォームを構築・運営し、世界21か国で活動しています。2019年には、消費者が耐久性のある再利用可能な容器で製品を購入できるようにする循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」を立ち上げました。
トムとテラサイクルは、国連や世界経済フォーラム、フォーチュン誌、タイム誌、米国商工会議所を含む様々な組織から、何百にもおよぶ社会・環境・ビジネスの賞や認定を受けています。

容器のシェアリングサービス Re&Goの実績とこれからについて

加藤 一郎 様

NECソリューションイノベータ株式会社  イノベーション推進本部

シニアプロフェッショナル

▼講演趣旨

Re&Goのベータリリースを迎え、いままで進めてきた実績や得られた知見、事業者・利用者の意見などをお伝えするとともに、今の課題やRe&Goからの社会的な期待をお話しします。

▼プロフィール

1968年山口県生まれ。NECソリューションイノベータにおいて、機械翻訳、グループウェアなどのソフトウェア開発に従事。近年では新電力などのエネルギー事業や地域の環境問題など新事業の立ち上げを担当。

その縁でRe&Goプロジェクトへ参画する機会を得、NECソリューションイノベータ側の責任者として、ITプラットフォームの構築やビジネスモデルなど、事業検討に遂行。

吉村 祐一 様

NISSHA株式会社 事業開発室 コーポレートマーケティング部

Re&Goグループ Re&Goプロジェクトリーダー

▼プロフィール

大学院修了後、メーカーにてオフィス機器の電子回路基板設計などに従事。
その後、NISSHA内で開発業務を進める中、使い捨てを中心としたごみ問題を直接事業として解決する方法を模索。
外部のインキュベーションプログラムにて、リユース容器のシェアリングサービスを起点とした事業アイディアをまとめた。
現在は、NISSHA社内にてチームを結成し、Re&Goプロジェクトリーダーとして事業拡大に向けて推進中。

リユース革命を起こす – リターナブル包装の拡大

マルタ・ロングハースト(Marta Longhurst ) 様

エレン・マッカーサー財団 プラスチック・イニシアティブ 

国際プラスチック条約マネージャー

▼講演趣旨

過去5年間、世界中で数多くのパイロット試験が実施され、リユースの機運が高まってきました。
しかし、プラスチック廃棄物や汚染問題の規模に対応し、リユースのメリットが発揮されるためには、さらなる取組を要します。今回の発表では、リターナブル包装システムを経済的、環境的、経験的に使い捨てと競争できるように設計するための方策やリユースシステムを実現するために重要なパフォーマンスドライバーについての学びを共有します。

▼プロフィール

エレン・マッカーサー財団(EMF)のプラスチック・イニシアティブのプログラム・マネージャーとして野心的で効果的、かつ法的拘束力のある世界プラスチック条約の策定の支援に向けたEMFの活動を推進。前職では、EMF及びWRAPが呼びかけるPlastics Pacts Networkに携わり、プラスチックの循環型経済に向けた施策実施のため、世界中の国や地域のイニシアティブを連携。
EMFへの参画以前は、ブランドマネジメント、製品イノベーション、マーケティング・コミュニケーション、製品・包装の持続可能性戦略を専門とし、主にヨーロッパ、中東、アフリカの多国籍企業で15年間勤務。

リユース推進のために私たちができること

大館 弘昌 様

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン プログラム部

プラスチックキャンペーン担当

▼講演趣旨

使い捨てプラスチックは汚染の大きな原因になっており、その対策が急務です。私たちは問題解決に向けて、資源の使い捨てが当たり前のシステムから「使い捨てない社会」への移行を目指さなければいけません。そのために、リユースの推進は強力な原動力になります。また、リユースの仕組みを社会に広げることは、環境だけでなく社会経済的にも良い影響が期待できます。リユースの重要性、そして日本で広げるためのポイントについてご紹介いたします。

▼プロフィール

米国留学時、ハリケーン被災地で災害支援ボランティアに参加したことがきっかけで社会活動に関わり始める。2015年にグリーンピース・ジャパンに入職し、アクション、ロジスティックス、ボランティアコーディネーション、コミュニティーアウトリーチなどを担当。2018年にプラスチックキャンペーンの立ち上げに携わり、その後キャンペーン担当になる。プラスチック問題解決のために、市民と共に政府・企業への働きかけを行う。