3Rアドバイザー事業

事業概要

都内の事業用大規模建築物(※)において、廃プラスチックを中心とした3Rの取組向上を目的に、アドバイス等を無料で実施します。

※主に対象となる建築物は以下のとおり

  • ・業種等:オフィス・商業施設(病院や学校での実績もあり)
  • ・事業用延床面積:3,000㎡以上(自治体によって異なるため、まずはお問合せください。)

3Rに関するアドバイス(訪問)

事業者様をご訪問し、現状についてお話を伺い、現地確認のうえ、口頭で簡単なアドバイスをします。


3Rオンライン相談窓口

≪NEW≫

3Rや廃棄物に関するご相談をオンラインで対応します。


3R自己診断ツール

≪NEW≫

事務所の廃棄物発生量・再利用量や3Rの取組状況などを入力することで、事務所における3Rの取組度合を把握し、同業種と比較することが可能です。


アフターフォロー

「3Rに関するアドバイス」でご訪問した事業者様に対して、後日、改めて事業所への訪問やアンケート調査を実施し、各種課題に対する解決策のご提案やお取組状況の確認等をサポートします。


講習会の開催

社内での3Rに関する講習会の開催も、ご要望に応じてサポートします。


お知らせ

≪NEW≫2つの新サービスを開始!(令和7年7月~)

 ▶オンライン相談窓口

   事業所のごみの分別、廃棄物の管理、関連部署との連携など3R推進にお悩みの事業者様に向けて、オンラインで無料相談を承ります。

   現場等からの移動をせずに、専門アドバイザーにご相談いただけます。

   【こんなお悩みに対応します!】

    ・廃棄物の分別ルールについて詳しく知りたい。

    ・廃棄物の減量や物品のリユースに取組みたい。

    ・廃プラスチックの水平リサイクルを進めたい。

    ・他社の事業所での先進事例を教えてほしい。    等

    まずはお気軽にご相談ください。

    ※ご相談は事前予約制です。まずは「お申込みフォーム」よりお問合せください。

    ※ご相談前に下記の「3R自己診断ツール」をご利用いただけますと、事業所の取組状況が分かりスムーズな相談に繫がります。

  ▶3R自己診断ツール

  3Rアドバイザーが現地訪問の際に使用しているサスティナブル・レポートの簡易版です。事業所の廃棄物発生量・再利用量や3Rの取組状況などを入力することで、事業所における3Rの取組度合を把握し、同業種と比較することが可能です。診断後の具体的な取組は、3Rアドバイザー派遣やオンライン相談窓口で気軽にご相談いただけますので、併せてご利用ください。

 なお、入力の仕方や診断結果の見方についてはマニュアルをご参照ください。事業所の3Rの取組を見直す際に、是非ご活用ください。

 ※本データは東京都より提供されています。

 ※本データの転載、複製、改変、二次利用等は禁止します。 

 ※本ツールの内容は、予告なく変更・更新される場合があります。

お申込み (訪問・オンライン相談・講習会)

以下のボタンをクリックし、メールアドレスの認証後、フォーム欄に必要事項を入力してください。
※入力されたアドレス宛に「【トヨクモ kintone連携サービス】Toyokumo kintoneAppへのログイン」というタイトルのメールが送信されます。     ログインボタン(Toyokumo kintoneAppにログイン)を押し、手続きを進めてください。

内容を確認のうえ、改めて担当者からご連絡いたします。

利用者様の声

  •  ・入居テナントから発生する衣料ビニールについて、新たな取組をスタートさせる気付きになりました。(商業施設)
  •  ・事業者の現在の状況を客観的に評価いただき、大変有意義でした。(オフィスビル)
  •  ・処理業者任せの部分があったので、廃棄物のリサイクルについて処理業者と改めて確認を行いました。(オフィスビル)
  •  ・3Rの取組を推進して、日本一SDGSに取り組む学校を目指します!(学校)

3Rアドバイスの特典(訪問の場合)

▼サスティナブル・レポート

現地確認による事業所の現状に沿ったお取組のご提案や細やかなアドバイスをフィードバック資料として提供します。都内の他事業者と比較した取組レベルが一目で分かるため、自社の取組改善に活かせる内容となっております。

▼アドバイス例

・リサイクルにつながるプラスチックの分別方法

・分別し易いごみ類の表示

・紙類・食品廃棄物の3R推進

・優良な取り組み事例            等

3Rガイドライン・チラシ

3Rガイドラインは、皆様に具体的な3Rを実践していただくための指針として作成したものです。ご活用ください。

3Rアドバイザー派遣のご紹介チラシです。

Q&A

取組全体に関して
職場の廃棄物の具体的な処理状況を把握したい。

 処理を委託している廃棄物処理業者(収取運搬業者や中間処理業者)へのヒアリングや、実際の処理

 施設に行って状況を確認(※1)する等の方法があります。

 また、当該処理業者が廃棄物処理法に基づく優良性産廃処理業者(※2)である場合には、会社情報

 や取得している処理業の許可内容、処理状況等についてホームページで公表しています。

  ※1 廃棄物処理法第12条第7項では、排出事業者が処理状況を確認することが努力義務として定

     められています。

  ※2 通常の許可基準よりも厳しい基準に適合した有料な産廃処理業者

排出量やリサイクル率等の把握、分析方法を知りたい。

 自ら計量した結果や、マニフェスト等のデータをもとに、月単位で廃棄物の排出量や従業員当たりの

 排出量、リサイクル量・率のほか、分別された品目ごとの処理費用・処理単価等をグラフ化する等の

 方法があります。

 また、自社における他事務所・他部署と比較することも有効です。

なぜ最新のリサイクル情報の収集やリサイクル方法の見直しが必要なのか。

 リサイクル技術は年々進化しており、以前はリサイクルできなかった廃棄物がリサイクル可能となって

 いる場合があります。

 また、より環境負荷の少ない新たなリサイクル手法が確立されている場合もあるため、最新の情報を

 収集することが重要です。

プラスチックに関して
都のプラスチック削減の取組について知りたい。

 環境局では2019年12月に「ゼロエミッション東京戦略」を策定し、2025年3月にアップデート版とし

 て「ゼロエミッション東京戦略 Beyond カーボンハーフ」を公表しています。
 〈環境局ホームページ〉
 https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/policy_others/zeroemission_tokyo

リデュースの取組が知りたい。

 ・マイボトルやマイカップ、マイボトルの利用を推奨する。

 ・簡易包装の製品購入や販売、納入業者への簡易包装の呼びかけを行う。

 ・繰り返し利用可能な塗り箸やカトラリー類の導入を検討する。

 などの取組例があります。

リユースの取組が知りたい。

 ・詰替え可能な製品の利用を検討する。

 ・使用済みインクカートリッジ等のメーカー回収サービスを活用する。

 などの取組例があります。

リサイクルの取組が知りたい。

 東京都では、都庁庁舎内で発生した廃プラスチックのマテリアルリサイクル、ペットボトルの水平リサ

 イクル(ボトルtoボトル)に取組んでいます。実施に当たっては、適切な分別方法を案内するポスタ

 ーを各リサイクルルームに掲示し職員への周知を図るなど、廃プラスチックの品質向上に努めていま

 す。

紙類に関して
リデュースの取組が知りたい。

 ・両面印刷や2アップ印刷等によるOA紙の使用量を削減し、ペーパーレス化を進める。

 ・ペーパータオルの設置見直しとハンカチ利用を呼び掛ける。

 ・商品の簡易包装を導入する。また、納入業者へ簡易包装の呼びかけを行う。

 などの取組例があります。

リユースの取組が知りたい。

 ・紙製ファイルを繰返し利用する。

 ・封筒や段ボールを社内便として繰返し利用する。

 などの取組例があります。

リサイクルの取組が知りたい。

 ・可燃ごみからミックスペーパー(雑紙)の分別、リサイクルの取り組みを進める。

 ・紙類ではない異物が混入しないよう、分別を徹底する。

 ・ティッシュや伝票、レシートなどリサイクル不適な紙類との分別を行う。

 ・OA紙、新聞紙、雑誌、段ボール、ミックスペーパーなど紙類を細かく分別する。

 などの取組例があります。

食品廃棄物に関して
リデュースの取組が知りたい。

 ・商品の売れ残り防止に向けて「てまえどり」を推奨する。

 ・小盛メニューなど食品ロスの発生抑制に向けたメニュー開発を行う。

 などの取組例があります。

リユースの取組が知りたい。

 ・防災備蓄食品を計画的に更新し、消費しきれない食品はフードバンク等へ寄贈する。

 ・メニュー変更や納品期限の超過等によって発生してしまうデッドストック品をフードバンク等へ

  寄贈する。

・フードドライブの実施を企画する。

などの取組例があります。

リサイクルの取組が知りたい。

 ・熱回収からメタン化へ、メタン化から飼料化や肥料化へ、優先順位の高い処理方法に適宜見直しを

  進める。

 ・生ごみ処理機を導入し、食品廃棄物の減量化を図る。

 などの取組例があります。


お問い合わせ

環境共生部 東京サーキュラーエコノミー推進センター 行動変容支援チーム 3Rアドバイザー事業担当
TEL:03-6666-9142

受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土、日、祝日及び12月29日~1月3日までを除く。)