
今年度環境公社が行っているサーキュラーエコノミーの実現に向けたモデル事業に採択された一般社団法人全国清涼飲料連合会(略称:全清飲)が、「2022大岡山フェスティバル」でリサイクルステーション、自動販売機横の新機能リサイクルボックスを展示しました。
―サーキュラーエコノミーの実現に向けたモデル事業とは―
地域密着型サーキュラーエコノミーの実現に向けて、資源循環に係る事業実績や知見のある都内の企業や業界団体等と連携して、資源循環に係る試験的な事業や仕組みづくり、制度の構築等に資するモデル事業を実施しています。
※詳細はこちら⇒ https://www.circulareconomy.metro.tokyo.lg.jp/model-business
―モデル事業における全清飲の取組―
全清飲は大田区内にペットボトル3分別用のリサイクルステーション等を設置した実証実験や啓発活動を行っています。
―イベントブースの取材―
フェスティバル当日は天気も良く、多くの人で賑わっていました。
全清飲のイベントブースにお邪魔したところ、既にたくさんの人だかりが!
1時間で100人位の方が訪れてくれたそうです。
早速、リサイクルボックスについて、全清飲の加治木さんにお話しを伺いました!





左から順にペットボトル、カン・ビン、リサイクルプラ、可燃ごみ






飲み終えた飲料空容器を
捨てることができる

※投入口の角度と高さによって異物混入を抑止している。






-今回のイベントでリサイクルステーション、自動販売機横の新機能リサイクルボックスを設置することによってどんな効果がありますか?
お子さんや大人の方へリサイクルステーション、自動販売機横の新機能リサイクルボックスを作った理由や目的、投入の仕方やなぜ分別が大切かを直接伝えられることです。それにより、より一層ペットボトルなどの分別を意識していただけると思います。

-自動販売機横の新機能リサイクルボックスをリリースしたことでかなりの反響があったと聞きました!一般の方々へはどのように啓発していきたいですか?
自動販売機横のリサイクルボックスは、自動販売機運営管理者が回収し、中間処理施設で素材ごとに分別しています。従来のタイプは飲料空容器以外のものも入れられていることが多いため、新機能リサイクルボックスは投入口をカン・ビン、ペットボトル以外が投入しづらいように工夫しています。
皆様に、自動販売機横のリサイクルボックスは
「ゴミ箱ではありません。リサイクルボックスです。」と知っていただけたらと思います。
-今後どのように展開したいと思いますか?
飲み終わったペットボトルを新たなペットボトルに戻す「ボトルtoボトル」の比率を、2030年までに50%にすることを目指しています。その目標達成に向けて啓発活動を行っていきたいです!
今回、リサイクルステーション、自動販売機横の新機能リサイクルボックスで実際に分別することで、飲み終わったペットボトルは大切な資源なのだと改めて実感しました!
イベントに参加された方々も、きっと普段から分別を意識するきっかけになったのではないでしょうか?

一般社団法人全国清涼飲料連合会は、公共の利益と調和のとれた清涼飲料業の発展、清涼飲料の品質の向上と安全の確保、清涼飲料の健全な消費のための正しい知識の啓発普及の3点を活動理念に事業を行っています。(全清飲URL:http://j-sda.or.jp/)